バーグルエン賞、正式名称バーグルエン哲学・文化賞(英語: Berggruen Prize for Philosophy and Culture)は、「哲学のノーベル賞」を目指して創設された賞。賞金は100万ドル。

アメリカ合衆国の投資家・慈善家ニコラス・バーグルエンが2010年に設立したシンクタンクバーグルエン研究所において、2016年に創設された。創設理由の一つとして、「文学・経済学・化学等にはノーベル賞があるにもかかわらず哲学には無かった」ことが挙げられる。2019年受賞者のルース・ベイダー・ギンズバーグのように、哲学の専門家でない人物が受賞することもある。

毎年12月に発表され、ニューヨーク公共図書館本館で贈呈式が行われてきた。初回の2016年にはチャールズ・テイラーが受賞し、エイミー・ガットマンやファリード・ザカリアが贈呈式に出席した。

2022年には、柄谷行人がアジア人初の受賞者となった。同年の審査委員長はアントニオ・ダマシオで、柄谷を推薦した委員は汪暉とユク・ホイだった。贈呈式は2023年4月、東京の国際文化会館で行われ、浅田彰・大澤真幸・國分功一郎・斎藤幸平らも出席した。

受賞者

審査委員

現在の審査委員

過去の審査委員

関連項目

  • ある分野のノーベル賞として知られる賞の一覧
  • 京都賞思想・芸術部門

脚注

外部リンク

  • 公式ウェブサイト

【マッシュ実績】「バーグルエン哲学・文化賞」 贈呈式 NEWS 株式会社マッシュ

Berggruen Institute CASES

群像 on Twitter

バーグルエン哲学・文化賞 連載コラム 情報・知識&オピニオン imidas イミダス

【マッシュ実績】「バーグルエン哲学・文化賞」 贈呈式 NEWS 株式会社マッシュ