シューパロ湖駅(シューパロこえき)は、北海道夕張市鹿島明石町にあった三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の駅(廃駅)である。1962年完成の大夕張ダムによる人造湖の出現に伴い、観光開発を目的に開設された。ホームからはシューパロ湖や夕張岳、下夕張森林鉄道夕張岳線の三弦橋等を望むことができたが、利用客減少に伴いわずか7年間で廃止されてしまった。
歴史
- 1962年(昭和37年)6月1日:開業。
- 1963年(昭和38年)6月10日 - 10月31日:連絡運輸を取り扱う。
- 1969年(昭和44年)10月1日:廃止。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎は木造平屋建てであった。
駅周辺
- シューパロ湖
- 夕張岳
現状
駅跡には石積みと階段が残っていたが、2014年(平成26年)3月、夕張シューパロダムの試験湛水開始により水没した。
隣の駅
- 三菱石炭鉱業
- 大夕張鉄道線
- 南大夕張駅 - シューパロ湖駅 - (臨)農場前駅 - 明石町駅
脚注
参考文献
- 奥山道紀・赤城英昭『三菱鉱業大夕張鉄道』ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY #47〉、2003年。ISBN 4-7770-5002-5。
- 奥山道紀「RM LIBRARY通信 三菱大夕張鉄道の現在」『レイルマガジン』第251号、ネコ・パブリッシング、2004年8月、pp. 104-107。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅
外部リンク
- 駅の歴史 山史・三菱大夕張鉄道沿革史>駅の歴史
- ふるさと大夕張>思い出帖>三菱大夕張鉄道


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