武蔵野競技場前駅(むさしのきょうぎじょうまええき)は、かつて東京都武蔵野市大字西窪にあった日本国有鉄道(国鉄)中央本線支線(通称:武蔵野競技場線)の駅(廃駅)である。武蔵野競技場線の終着駅だった。

歴史

当駅は武蔵野グリーンパーク野球場の最寄駅として設置された。旅客のみを取り扱い、開閉期日は、必要の都度関係駅に掲示していた。

年表

  • 1951年(昭和26年)4月14日:開業。当日は東京六大学野球の試合日だった。
  • 1959年(昭和34年)11月1日:廃止。

駅構造

延長180 mの島式ホーム、側線が2本、出札窓口が多数設けられていた。

利用状況

1953年度の乗車人員は11,436人(定期外のみ)、降車人員は11,392人である。ただし、武蔵野競技場線では開業(1951年)の翌年からは列車が運行されていないはずであり、この数値が何に基づくかは不明である。他の年度では、東京都統計年鑑に掲載されていない。

隣の駅

日本国有鉄道
中央本線支線(武蔵野競技場線)
三鷹駅 - 武蔵野競技場前駅

脚注

参考文献

  • 中川浩一「薄命だった武蔵野競技場支線」『鉄道ピクトリアル』No.796 2007年11月号
  • 「日本国有鉄道公示 第103-105号」『官報』1951年4月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 廃駅

中央本線 国鉄武蔵野競技場線(歩鉄の達人)

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