チューニー(欧字名:Chunyi、2000年3月18日 - 2020年10月13日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2003年のクイーンカップ。
馬名の意味は、「春姫」。
経歴
競走馬時代
2002年8月17日、札幌競馬場5レースの2歳新馬戦でデビューし勝利。翌2003年は2月のGIII・クイーンカップより始動。中団追走から上り最速の豪脚で前方集団をまとめて交わし、重賞挑戦での初優勝を飾った。4月の桜花賞は12着に大敗。翌5月の優駿牝馬は13番人気と期待されていなかったが、直線で鋭く伸びスティルインラブの2着に好走した。10月の秋華賞は番手でレースを進めるも、直線で失速し13着惨敗に終わった。11月のアルゼンチン共和国杯は12着に沈んだが、年末のターコイズステークスで3勝目を挙げた。
翌2004年は4戦するも全て着外に終わり、8月のクイーンステークスで最下位の13着に沈んだのを最後に競走馬を引退した。
繁殖牝馬時代
競走馬引退後、千歳市の社台ファームで繁殖入りした。
2010年5月22日、2番仔のイオス(父:バゴ)が3歳未勝利戦を勝ち、産駒初勝利を挙げた。
2014年12月3日、4番仔でイオスの全妹トロワボヌールがダートグレード競走(JpnIII)のクイーン賞を勝ち、産駒重賞初勝利を挙げた。
2020年10月13日に死亡。20歳没。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの血統書サービスにおいては、同日付で死亡ではなく用途変更として取り扱われている。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
繁殖成績
- 2024年10月8日現在
血統表
- 半兄アズマビヨンド(父:ダンスインザダーク)は2005年阪神ジャンプステークス優勝馬。
- 母フロムビヨンドの半妹Mountains of Mistの孫に加G1・カナディアンインターナショナルステークスなど重賞4勝のジョシュアツリーがいる。また半妹Reveuse de Jourの産駒に伊G3・セルジオ・クマニ賞勝ち馬で、引退後に繁殖牝馬として日本に輸入されたノヴァホークがいる。
- 祖母Magic of Lifeは英G1・コロネーションステークス優勝馬。
- そのほかの近親にシベリアンメドウ(2001年京王杯2歳ステークス)、ブレーブテンダー(1997年アーリントンカップ)など。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ


