サキシマスベトカゲ(Scincella boettgeri)は、爬虫綱有鱗目トカゲ科スベトカゲ属に分類されるトカゲ。
分布
日本(宮古列島、八重山列島)固有種
形態
全長8-13センチメートル。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は28か30。体側面に白く縁取られた黒褐色の縦縞が入る。
四肢は短く、指趾は細長い。第4指および第4趾腹面の鱗(指下板、趾下板)は14-16枚。
生態
平地にある森林やその周辺に生息する。地表棲で、堆積した落ち葉や木の枝(リッター層)の中で生活する。昼行性だが、夏期の高温時には夜間に活動することもある。
食性は動物食で、昆虫、土壌動物などを食べる。
繁殖形態は卵生。3-7月に1回に4-11個の卵を産む。
参考文献
関連項目
- スベトカゲ属



