『ベストカー』は、日本の自動車雑誌。講談社ビーシー・講談社編集兼発行。月2回刊(毎月10日・26日発売)。日本で最も発行部数の多い自動車雑誌として知られる。
概要
1977年(昭和52年)11月、三推社(現・講談社ビーシー)から月刊『ベストカーガイド』として創刊。1985年(昭和60年)に誌名を現在の『ベストカー』に改称し、月2回刊(毎月10・26日発売)となった。1992年(平成4年)3月に通巻300号となり、このころ発行部数が30万部を突破、日本一の自動車雑誌となった。2019年(令和元年)9月10日号で通巻1,000号を迎えている。
日本雑誌協会 (JMPA) が2018年10月1日から2019年9月30日にかけて集計した結果によると、同誌の印刷証明付部数は217,875部であり、日本の自動車雑誌としては最多となっており、唯一20万部を超えている。次点は『カー・アンド・ドライバー 日本版』(160,000部)、『CARトップ』(121,857部、印刷証明付部数)で、いずれも20万部に満たない。
培ってきた取材網を活用した新車情報のスクープが人気を博しており(時には自動車メーカーから取材拒否されることもある)、このほか旧車やカー用品、自動車に関連する漫画・アニメーション作品など、クルマ社会全般の話題を幅広く取り扱う。購買層は10 - 20代18.7%、30代32.7%、40代30.2%、50代以上18.4%となっている。
関連誌
- ベストカーガイド
- 別冊ベストカー
- ベストカープラス(増刊誌で隔月刊、刊行終了)
- フェネック
- バスマガジン
- フルロード
脚注
関連項目
- 自動車雑誌
- 頭文字D・MFゴースト
- 自動車を主題としたしげの秀一の青年漫画だが、本誌の主力版権であり、掲載誌の週刊ヤングマガジン(ヤンマガ)と共に全メディアミックス作品の関連情報を雑誌・ネットニュース共々自動車目線ながら大々的に扱う。『頭文字D 新劇場版シリーズ』以降におけるアニメ作品の製作にもヤンマガ編集部と共同で関与している。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ベストカー (bestcarweb) - Facebook
- ベストカー (@bestcarmagazine) - X(旧Twitter)




