国見峠(くにみとうげ)は、北海道深川市にある峠。標高は154.96m。
概要
深川市の市街地南部の旧国道12号にある峠で、音江連山の東部に有る沖里河山山麓が石狩川と接する所にある。上川道路工事の着手時において吉村彦九郎らによって命名された峠で、石狩川の眺望が開け、現在は峠周辺は国見公園として整備されている。
1888年(明治21年)7月、陸軍次官桂太郎が上川道路の現地視察に訪れたさいの視察記録には、「音江より十町にて峠、字国見あり、此処に休憩午餐を喫したるが、勝景絶佳、雨竜、樺戸、空知、天塩、増毛の諸山を一望す」と記述されている。
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 1 北海道 上巻』角川書店、1987年。ISBN 4040010116。
- 深川市役所『新深川市史』1994年。
関連項目
- 国道12号
- 北海道の峠一覧
- 国見峠 - 同名の峠の一覧。
外部リンク
- 北海道深川市役所. “国見公園”. 観光施設. 2012年4月22日閲覧。
- 国土交通省国土地理院. “地図閲覧サービス”. 2012年4月22日閲覧。 - 2万5千分1地形図名:石狩深川(旭川)



