ニュージーランドにおいて、主要な大会に出場しているラグビーユニオンチームの一覧を、ここに示す。国代表、スーパーラグビー、ニュージーランド州代表選手権(ナショナル・プロヴィンシャル・チャンピオンシップ、NPC)、アマチュアによるハートランド選手権での、各チームの関係を主に扱う。便宜上、小規模なクラブチームや学校チームなどは扱わない。
国代表
ニュージーランドラグビー(ニュージーランドラグビー協会)の主なナショナルチームは、以下のとおり。シンボルマークにシダの葉を使っており、女子代表の愛称「Ferns」はシダを意味する。
- ラグビー男子ニュージーランド代表 - オールブラックス(All Blacks)
- ラグビー女子ニュージーランド代表 - ブラックファーンズ(Black Ferns)
- 7人制ラグビー男子ニュージーランド代表 - オールブラックス・セブンズ (All Blacks Sevens)
- 7人制ラグビー女子ニュージーランド代表 - ブラックファーンズ・セブンズ(Black Ferns Sevens)
- マオリ・オールブラックス(Māori All Blacks)
- U20ラグビーニュージーランド代表(New Zealand Under 20)
- ニュージーランド・ハートランド・フィフティーン(New Zealand Heartland XV)- アマチュア国内大会であるハートランド選手権に出場する地域ユニオンの選手から構成される。
- ニュージーランド・スクールズ(New Zealand Schools)- U18など、高校生以下の代表チーム。
スーパーラグビー
SANZAAR主催のスーパーラグビー・パシフィックに、ニュージーランドから出場する5チーム。大会には、オーストラリアから4チーム、フィジーから1チーム、太平洋諸島諸国(フィジー、サモア、トンガ、クック諸島など)の選手とニュージーランドやオーストラリア生まれの太平洋諸島系の選手からなるニュージーランド協会の統括による1チームも参加する。
スーパーラグビーのチームは、国代表チームに準ずるレベルの構成となる。
以下のように、それぞれフランチャイズ(本拠・出自)となる地域ユニオン(地域協会)とその地域クラブチーム、そして地区がある。ニュージーランドラグビー協会直下には、このように全26地域協会があり、それぞれNPC(州代表選手権)またはハートランド選手権のいずれかに、州代表チームを出している。
NPC(州代表選手権)
NPC(ナショナル・プロヴィンシャル・チャンピオンシップ、州代表選手権)に出場するチームは、スーパーラグビーのチームに準ずる構成となる。14の地域協会によるチームで競われる。
2021年から、いわゆるホームセンター事業を手掛けるBunnings(バニングス)による命名権により、「Bunnings NPC」「Bunnings Warehouse NPC」ともいう。
ハートランド選手権
ハートランド・チャンピオンシップ(Heartland Championship、ハートランド選手権)は、2006年にNPCから分離する形で始まった。NPCがプロクラブチーム、ハートランドがアマチュアクラブ、という区別がある。12の地域協会によるチームで競われる。
2021年からのバニングスによる命名権により、「Bunnings Warehouse Heartland Championship(バニングス・ウェアハウス・ハートランド・チャンピオンシップ)」「Bunnings Heartland Championship」ともいう。
出典
関連項目
- スーパーラグビー
- ナショナル・プロヴィンシャル・チャンピオンシップ
- ハートランド・チャンピオンシップ
外部リンク
- ニュージーランドラグビー協会公式ページ




